◆新人教育
いつもご利用頂いているお客様のお仕立て替えを、新人さんといっしょに請けました。お仕立て請負時のお品物の見方や伝票の書き方をレクチャーし、接客後に採寸の仕方や尺差しの使い方の基本的な部分を伝えました。[国立店]
◆かわら版
12月の問屋通信に本麻上布の白いよろけ跡に関して書いてありました。水通しをしたあとに加工シワが出ていることがよくあり、知らないと難として扱ってしまうことがあります。問屋から送られてくるかわら版は、お客様から問い合わせの答えとして、大変助かっております。[市川店]
【大森副社長より】
提案時やお問い合わせの対応時など、思いがけない時に学んだ知識が役立つことがあります。今、役立つか分からないようなことでも、様々なことを幅広く吸収して、いざという時に備えて参りましょう。 |
◆困りごとは情報として捉える
基本的に店は、店長及び営業、経理、加工スタッフにて成り立っています。店長は営業とマネジメントをしなくてはなりませんので、様々な情報を必要としています。店舗・お客様・商品の情報は、スタッフと共に共有しないと指示出しや仕事の割り振りも中々うまくいかない場合があります。またスタッフが、仕事の《困りごと》を言える環境づくりが大事であると考えています。ネガティブな情報でも、相談しやすい様にコミュニケーションを図って参ります。[経堂店]
◆特種な仕立てを承って
仕立て出しの中で、2枚の生地で1枚の着物を仕立てる片身変わりの仕立て出しを行ないました。1枚は新反ですが、生地の1/3程が織り難があり、もう1枚は洗張り品の為、工夫をして裁ち合わせ図を作成致しました。特種な仕立てを承る際にも、裁ち合わせ図を作成すると、お客様が希望する仕立てが出来るのかの確認にもなります。特に、足し布(胴ツギ)仕立ては、お客様のご希望に応えられるのかの確認と、説明を十分に行なって参ります。[浜田山店]
◆お焚き上げ企画
お焚き上げ企画では、古い着物で着る事はないだろうが、捨てるには忍びないと思われる、多くの着物や帯をお持ち込みなられますが、1点1点お客様と着物の確認をすると、着物から帯やコートに仕立て替え、丈が短い帯でも作り帯に仕立て替ができるなど、お焚き上げでお持ちになった着物が形を変えて着て頂ける事はとても嬉しい事です。[浦和店]
◆反物は引っぱらない
反物で湯通し、湯のし後に板巻きから丸巻に変える時に、綺麗に巻く為にきつく引っ張る方もおられると思いますが、ゆがみや、伸びが出てしまう為、引っ張らず巻いて下さい。[工場長]
◆描き上げ(かきあげ)
昔の着物などで人形や、人物の顔が細い筆で細かく描かれているものは、色止めをしていないので、摩擦や水洗い丸洗いでも落ちたりにじむ可能性があります。その場合は、生洗い対応になるかと思いますが、古い物は、生地や縫い糸が弱いものもありますので、取り扱いには十分注意して頂きたいと思います。[工場]
◆解きの糸残り
解き品ですが、ほどいた糸残りがないように、工場に回す前に表地・裏地共、糸は綺麗に取り除く様にお願いします。
糸を取って頂く理由は…
[工場]
◆QRコードを掲示して
巣鴨店の店舗週次報告書を参考に、当店でもQRコードの作成を行いました。作成後に試してみたところ、当店のホームページが直ぐに表示されましたので、お客様にとっても、便利なツールである事がよく分かりました。情報の更新を常に気にかけながら、最新のお得情報をお届けできる様にしていきたいと思います。[国立店]
◆パールトーン加工
よくお召になる方には、撥水・汚れ防止効果、万が一汚れが付いても落としやすくなる事。あまり着用機会のない礼装用の着物をお持ち込みの方には、保管の際の湿気対策・防カビ・箔や金銀糸の変色防止効果などをお伝え致しました。押し付けでなく、着物を守る為のご提案をお薦めしています。[所沢店]