そめの近江
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今週のエピソード
2024.11.17

◆遠方のお客様のご要望に寄り添って

仕事で1年の殆どを〇〇島で過ごされている方から、たまに問合せを頂いて、メールをしています。メールに爽竹襦袢の写真に言葉を添えてお送りしたところ、お買上頂きました。広島・岩手・愛知・ドイツに行かれた方も、たまに帰られた時に、お店を利用して頂いています。せっかく出来た縁は大切にして、そめの近江を応援してくださる方達の、期待に応えてこれからも頑張って参りたいと思います。[市川店]

【大森副社長より】

遠方の方にもご縁を頂いているのは凄いと思います。只、万一の際の対応が大変なので、お客様との約束事は念入りに確認して下さい。店舗にお立ち寄り頂く事もある様ですので、その時間を大切にしていくと良いと思います。

◆来店前に加工内容を伺っておく

七五三に引き続き、振袖のお手入れや、半衿付けのお問合せを頂いております。《久々に出したらシミが出ていた》《シワがきつくて、アイロン仕上げをして欲しい》など、着物の状態は様々ですので、問合せ時に簡単に内容をお聞きして、納期などをご相談致した上で、お持ち頂く様にしております。半衿付けなど、ちょっとした針仕事は仕立て検品係にお願いして、ご要望にお応えできる様にして参ります。[横浜元町店]

◆悉皆セールを終えて

先週、悉皆セールが開催され、工場長に来店頂きました。工場長はお客様の着物のシミ抜きについて、アドバイスをしてくださいました。シミが完全には落としきれない場合でも「染め替えを検討するのも良い」と言った、アドバイスをされる姿には、とても学ぶ事が多かったです。私も今後、お客様の視点に立ち、信頼される接客を心がけていきたいと思います。[横浜元町店]

◆汗抜き

袷の時期になり、夏物や、単衣物の汗抜きのご要望品が増えてきました。※汗抜き(1)で承るケースが殆どですが、中には※汗抜き(2)になる品や、黄変になっているなど、シミ抜きを併せて承るお品もありました。ご着用品の状態確認から、説明、提案と進む中で、お客様のご要望も確認しながら、加工請けをする様にしています。近年の暑さからか、汗抜きがお客様にも認識されてきていると感じます。来シーズンに、また気持ちよくご着用頂ける、提案をしていきたいと思います。又、最近は冬でも汗をかく状況もありますので、袷のお品物でも受注時の丁寧な確認を心がけます。※汗抜き(1)→衿・袖口・胸・帯下・膝裏の5ヵ所 ※汗抜き(2)→汗抜き(1)の箇所+1部位[国立店]

◆たれ先のメーカー名

帯仕立ての職先様より「袋帯のたれ先のメーカー名は表に出して仕立てるのか?折り込んで見えない様に仕立てるのか?」との引合いがありました。関東では、メーカー名や帯のタイトルは、折り込んで仕立てるのがオーソドックスと思い、発注書には明記していませんでした。ですが、地域によってはその限りではないので、職先様を惑わせる事のない発注を心がけます。[神田明神下店]

【大森副社長より】

稀な引合いだと思いますが、アンティーク系や譲り受けた帯のお持ち込み品などで見た事もありますので、関東でも要望される方がいらっしゃるのかもしれません。たまに、寸法上の都合でたれ先や手先の縫い代も使って、帯の丈を出す事を希望される方もいらっしゃいますので、その際は、実際の上がるイメージをお客様にお伝えし、伝票に明記、職先にも伝わる様にしましょう。

◆貴重なご意見を頂いて

ご来店頂いたお客様が、お手入れをお持ち込みの際「いらっしゃいませの挨拶や、案内が一切なく、こちらから声をかけなければならなくて、残念な思いをした」とのご意見を頂きました。謝罪と共に、ご意見を頂いた事に感謝をお伝え致しました。セール初日で混雑した中、できる限り入口に目を配るようにはしていましたが、それでもスタッフ皆の意識づけが、不充分だった様に思います。同じ事がない様に、ご案内時は皆でより気をつけて参ります。[横浜元町店]

【部長より】

お店の不手際に対するご意見は、言ってくれる方の方が少なく、言わずにお店を利用しなくなる方もいらっしゃいますので、お言葉を頂けたのは、まだ改善に期待してもらえたと考え、貴重なご意見として受け止めて下さい。

◆『きものでおでかけ』に参加して

リビエラ東京で開催された『きものでおでかけ』に伺わせて頂きました。殆どの方が着物姿で参加され、リビエラの雰囲気などを楽しんでいらっしゃいました。着物でこうした催しに出かける事が、お客様にとって大切なレクリエーションの時間になるというのを、今回、実際に目の当たりにする事で、学ばせて頂きました。来年1月の銀座で行う展示会でも、いぶくろ聖志さんによる琴の演奏会が予定されていますので、着物でお出かけ頂く機会としてのご案内もして参ります。[国立店]

◆お預かり物はきちんと見る事

夏小紋着尺を購入されたお客様から、絽衿裏と居敷当をお預かり致しました。仕立て出しのセットをしていた際に確認しましたら、絽衿裏は半分なのが2枚(山ハギをしないと使えない)、居敷当は羽裏でした。以前も、着尺が羽尺、着尺の巻き始め3尺ほどが大きくカビ、帯地が上がり9尺3寸ぐらいにしかならない等、確認せずに預かっている事がありました。ただ預かるだけでなく、その場で確認する事、計れない、寸法が分からない等があった場合は、直ぐに店長、もしくは仕立て担当に聞く事をメンバーに話をしました。[市川店]

【大森副社長より】

反物や裏地をお預かりする際は、必ずお客様の前で広げて確認する様にいたしましょう。要尺が足りなかったり、生地に難があったりする事がたまにあります。その場でお伝えすれば問題ありませんが、時間が経ちすぎるとお客様のご理解を得るのが難しくなってきます

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