そめの近江
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今週のエピソード
2025.04.20

◆色掛け

以前、派手になった色無地に色掛けして、仕立て替えを承ったお客様が、その着物のお手入れで来店されました。
今年の初釜で着用してくださったお写真を見せてくださいました。
前に他社で色を掛けた時は思った様な仕上がりにならず、今回も不安だったが、とても良い仕上がりになり、出して良かったと仰っていただきました。
お客様のイメージを細かくヒアリングしてお請け出来た成果だと思います。お話しした細かい内容も、漏れなく伝票記表する事を怠らず、
これからもお客様に喜んでいただける様に自身の知識も増やして参ります。
[横浜元町店]


◆仕立て替えを承って①

ご自身が成人式でご着用された振袖の袖を、裁ち落とし訪問着に仕立てたお着物を、再度お嬢様の為に振袖として着用したいとのご相談がございました。
お客様としては縫い目が分かっても良いとの事で、専務・仕立係にご相談。専務は「請って下さい」と回答を頂いたのですが、
仕立係は「こうしたお直しは、お客様によって仕上がりのイメージが異なり難しいのでは」との事でした。
[浜田山店]

【本部より】
かけはぎはAさんとB染工さんで請けて頂けます。
Aさんは、生地の端から糸を取ってかけはぎを行う為、殆ど目立たなくなりますが、1㎝1万円と高額の為、お客様とよく相談をして見積りを行って下さい。
C
仕立さんでは、切った袖部分を縫い合わせて繋ぐ事は出来るが、若干柄はズレます。料金は袖作り直しと同じ位の料金ですが、都度、見積りを頂いて下さい。

 

◆仕立て替えを承って②

付下げから羽織にしたいとご相談がありました。
基本出来ないとお伝えしていますが、お客様の希望で[柄がシンプルで逆さになってもおかしくない+ある程度柄合わせはお任せする]との事でした。
イレギュラーではありますが、過去にお仕立てをしたケースもありますので、お客様へは図で出来上がりイメージを説明しながら、慎重に進めていきます。
[横浜元町店]

【本部より】

付下げを羽織にする…
①  前後の柄を活かす場合    :肩に接ぎを入れる(ハギが必要)。衽を衿に使用
②  後ろ身頃のみ柄を活かす:肩や胸の柄が逆になる。柄位置が中途半端な位置になる事もある。衿と前身頃の柄が合わない。

上記①②をお伝えしたところ、お客様は①の方をお選びになられました。
ハギに関しては、都度、仕立て屋さんの
見積りが必要になります。

 

◆丈の短い着物のご相談

ご身長より15㎝短い丈の着物の着方について、胴ハギをする位置の確認を致しました。
お客様の実際の帯の高さ、腰紐の位置の確認をし、着用して帯の中に胴ハギ部分が隠れる位置を決め、糸印をしました。
丈が出ないからと言って、無下にお断りする事なく、お客様の意向に添える接客をして参ります。
[浜田山店]

【本部より】

着物の丈が短く、胴ハギを必要とする際は、実際に着物を着て頂き、腰紐を結び、紐位置の上下1寸5分ずつハギを入れる方法が良いと思います。
そして、接ぐ生地は同じ生地質の物を持ってきて
頂く事が大切です。胴ハギ仕立ては、新規のC仕立屋さんでも請け負ってくださいます。

 

◆八掛サービス

お手入れセールに於いては、
『ほどいて洗張り後、すこやかガード付きでお仕立て直しをされる場合は、八掛を無料でご提供致します!』というお得なキャンペーンを行っています。
八掛を交換するタイミングは、例えば、裾が擦り切れてきた、昔っぽいピンクやオレンジ色の八掛をもっと落ち着いた色に変えたい、
もしくは紬の着物に柔らか地の八掛を合わせていると、表地と裏地との収縮の違いで裾袋になりやすく、工場のアイロン仕上げで伸ばす事は出来ますが、
そんな
時こそ八掛を交換するタイミングでもあります。
時折この様な
お着物をお見かけしますので、もし加工請けの際にその様なお着物がありましたら
「八掛を新しくしてお仕立直ししませんか?」とおススメをお願いします。
[副工場長]

 

◆悉皆セールを終えて

悉皆セールが終了いたしました。
工場長のシミ抜き実演では、お客様はシミがみるみる落ちていく様子を驚きながらご覧になっていました。
当社の持ち味である悉皆を前面に打ち出したこのセールは毎回好評価をいただいています。
また、オーダーカレンブロッソ、アシックス草履も好評でした。
[駒込店]

 

◆創業祭

多くのお客様がお手持ちの草履の相談にお立ち寄り頂きました。
かかと交換・つま先がめくれてしまっている物・底が剥がれそうな物等の修理のお客様、そして細い鼻緒の草履をお持ち込みになり、太い鼻緒に交換される方も多かったです。
皆さん草履のお困り事を相談出来て喜んでいらっしゃいました。
[浦和店]


◆一色采子さんの柔軟なお考え

今週は売り出しに合わせて、4日間一色采子さんが当店の手伝いに入って下さいました。
長襦袢の半衿付けを、一枚急ぎで依頼したいとの事で、店舗で取り付けて最終日にお渡ししました。
お預かりした長襦袢は、お家の名前と唐草文様が地紋で柄付けされており、目方もあるお生地でした。
お尻部分の生地が裂けてしまっていましたので、今回は接着芯を貼ってお納めしました。
大変思い入れのある品なので、最後の最後はき楽っくの替え袖にしてお召になりたいのだとお話をお聞かせ下さいました。
采子さんの柔軟なお考えと、布を大事にするお気持ちに触れて、改めてお客様のお気持ちに寄り添ったご提案やお話をしたいなと思いました。
[神田明神下店]


◆100
均のスラックスハンガー

今回のお手入れ企画では100円均一・便利グッズのプレゼントがありました。
新しくお目見えしたスラックスハンガーの使い方の写真データを本部から頂きましたので、スラックスハンガーにPOPを付けました。
商品を見ても活用方法が分からないお客様もいらっしゃいましたが、POPを利用しお話をすると伝わりやすく、併せてペラもお渡しした所、喜んで頂けました。
便利グッズは着物ライフが楽しくなるアイデア商品です。今後も一言添えたご紹介をして参ります。
[調布店]


◆ウインドウの告知効果

新規のお客様のお話しを伺う機会が多くなってきました。
「頂いた着物を洗って欲しい。仕立て替えて欲しい」「着方教室について・・・」など表のウインドウにPOPを掲げると
それ
を見て通りすがりのお客様が、お話を伺いたいと多くいらっしゃいました。
ウインドウの告知効果を実感すると共に、まだまだ春物のメンテナンスを望んでいるお客様がいる事を実感いたしました。
[浜田山店]


◆ハサミとぎ器

先日手芸店に買い物に行った際に「ハサミとぎ器」なる商品を見つけました。さっそく購入して、店舗内の全ての鋏を研いでみました。
8点(裁ちばさみ・糸切鋏・紙きり鋏)研いだところ、7点は切れ味が良くなりました。(1点は刃のかみ合わせの問題でダメでした)
鋏の切れ味は、作業の効率にも関係してきます。切れない鋏でお悩みの方は買い替える前にぜひ「ハサミとぎ器」お試しください。
今回購入した品は「ダリア ハサミとぎ器 品番30200」です。
[神田明神下店]

 

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