しみ抜き

しみ抜き

丸洗いで落ちないシミの汚れは、しみ抜きを行います。よく、しみ抜きをしたら、穴が開いてしまった、との話を聞きますが、これは着物の状態に合わせて処置をしていない証拠なのです。しみ抜きはシミの状態を見抜く「目」と「経験」が必要です。そめの近江では、熟練のベテラン職人のみが携わり、着物の状態に合わせた仕事を心掛けております。

しみ抜きで落とせる基準

シミの種類によりますが、おおよそ半年くらいまでのものはしみ抜き加工で落とせる可能性が高いです。半年以上経過すると黄変化が始まりますので、なるべく早めにしみ抜きをお願いしましょう。

色の退色・変化の場合

ファンデーションが付きやすい衿は、そのファンデーションの性質により、色が抜けます。最近のファンデーションは漂白効果のあるものがあります。そのため、汚れを落としたとしても、色が抜けていることが多々あります。そんな時は色修正を行い、色を刺し、元の状態に戻していきます。

神田明神下店、所沢店ではきもの衿のファンデーション汚れをその場でしみ抜きいたします。

《ファンデーション汚れをその場でしみ抜きいたします ※お預かりする場合もございます》 500円(税抜)

※地直しが必要な場合などは、お預かりすることもございます。

定期的な虫干しや着物汚れのチェックが必要な理由

飲み物などのシミは、乾くと見えなくなるものがあります。特に糖分を含んだ日本酒やビールなどは、乾燥すると一見目立たなくなることがありますが、半年くらい経つと変色することがあるので注意が必要です。そういう意味では、定期的な着物チェックが必要となります。どうしても定期的なチェックが出来ない場合は、着用ごとに丸洗いなどの着物お手入れを行った方が安心です。

シミを付けてしまった時の緊急処置

お食事の際に思わずシミが付いてしまった時はどうすればいいか?
まずやってはいけないことですが、ハンカチなどで強くこすることは厳禁です。
こすることで生地にスレが発生してしまうためです。
シミでやってはいけないこと3つのポイントは「こするな」「拡げるな」「熱するな」です。
こすることで生地との間に摩擦が起き、結果拡がり、シミは生地に浸透してしまいます。

したがって、シミがついてしまった際の応急処置は、シミの箇所をハンカチなどで軽く当てて水分を吸い取るだけにして、着用後は当店へご持参ください。

しみ抜き 料金表

そめの近江では、業界初の低料金しみ抜き代定額を実施しています。
税抜
部分しみ抜き料金表
1〜2ヶ所程度 1,000
3〜4ヶ所程度 2,000
複合シミやシミの範囲が広い場合 3,000
スレ・血液・インク等落ちにくいシミの場合 4,000
全体的にシミが広がっている場合など 5,000
  • ※ 著しい変色がみとめられる等、特殊な技術が必要と判断する場合は、別途お見積もりいたします。
税抜
しみが変色して生地が弱っている場合
柄足し加工(しみの箇所にワンポイント) 3,500
箔のせ加工(全体的な変色にも有効) 3,500
色かけ(薄い黄変などに有効)<表地端縫い・下洗い・染め・のり入れ代付き> 7,400
小紋に染め(目立つ黄変などに有効) 33,060
衿切り替え(変色の汚れに有効) 5,720
  • ※例:無地袷の着物を小物柄に染めて仕立替えした場合
    解(1,390円)+表地端縫付色抜(5,000円)+表地小紋柄染(33,060円)+八掛色抜染(6,200円)+胴裏洗張り(1,250円)+海外仕立(17,720円)=64,620円(税抜)